得点アップのコツ:前置詞と接続詞

空欄に入るのが前置詞か接続詞かを特定する

TOEICパート5を解く際、選択肢に前置詞と接続詞と思われる単語が並んでいたら「これは前置詞・接続詞問題だ!」と推測できます。

前置詞・接続詞問題であることが分かったら、空欄に入るのが前置詞なのか接続詞なのかを特定しましょう。前置詞が入るのか接続詞が入るのかは、以下のルールを使って見分けられます。

  • 前置詞:直後に名詞がくる
  • 接続詞:直後にSVがくる

TOEIC頻出の前置詞一覧

TOEIC頻出の前置詞一覧は次のとおりです。

  • despite:〜にもかかわらず スパイ×ファミリー第四話:面接のシーン、先代とはいえ父の影響力は まだまだ健在 Despite being a predecessor,my father’s influence is still strong. ‎
  • given:〜を考慮に入れると
  • during:〜の間  During this time, ~ この間(TOEICpart5でも出題あり)
  • due to:〜が原因で
  • owing to:〜が理由で
  • because of:〜が原因で
  • instead of:〜の代わりに
  • in spite of:〜にもかかわらず
  • prior to:〜より前に
  • thanks to:〜のおかげで
  • in the event of:〜の場合
  • in addition to:〜に加えて
  • except for:〜を除いて
  • regardless of:〜とは無関係に
  • along:〜に沿って、沿って There is a mailbox somewhere along this street.  この通りのどこかに郵便ポストがある。
  • without:    ~なしで He returned home without telling us.  彼は何のあいさつもなしに帰ってしまった。

TOEIC頻出の接続詞一覧

TOEIC頻出の接続詞一覧は次のとおりです。

  • when:〜するとき
  • while:〜する間に、〜する一方で
  • as soon as:〜するとすぐに
  • once:いったん〜したら
  • if:もし〜するなら
  • unless:〜しない限り
  • because:〜なので
  • now that:今はもう〜なので
  • so that:〜するように
  • though/although:〜にもかかわらず
  • even though:〜にもかかわらず
  • whenever:〜するときはいつでも
  • even if:例え〜しても
  • provided that:〜という条件で

TOEICパート5頻出の前置詞と接続詞両方の用法を持つ単語一覧

ここまで前置詞と接続詞を一覧で紹介しました。しかし英単語の中には、前置詞と接続詞の用法を持つ単語が存在します。今回はその中でも、TOEICパート5に頻出の単語を4つ紹介します。

  • before:前置詞「〜の前に」接続詞「SがVする前に」(余談ですが、副詞としても使われます。 I have been there before. そこ前に行ったことある。)
    前置詞
    ~の前に:場所を表すbefore
    例文:I was standing before you.(君の前に立っていたよ)
    ~よりも前に:時間を表すbefore
    例文:I came here before six.(6時前に来たよ)
    ~に先んじて:優先度を表すbefore
    例文:I put profits before anything.(利益を優先させます)
    接続詞
    ~より前に:時間を表すbefore
    例文:I have to finish my homework before she comes. 彼女が来る前に宿題終わらせなくちゃ
  • after:前置詞「〜の後に」接続詞「SがVした後に」
  • until:前置詞「〜まで」接続詞「SがVするまで」
  • since:前置詞「〜以来」接続詞「SがVするので」「SがVして以来」

TOEICパート5では、前置詞で紹介した「because of:〜が原因で」と接続詞で紹介した「because:〜なので」が同じ設問で選択肢に登場したりします。この場合意味はどちらも同じなので、空欄に前置詞が入るのか接続詞が入るのか、そしてどちらが前置詞でどちらが接続詞なのかを考えて解かなけばなりません。

今回一覧で紹介したもの以外にも前置詞・接続詞はあります。TOEIC対策でその都度覚えていきましょう。

 

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